裏庭
裏庭へようこそ! 森クマのひとりごと、愚痴がつづってあるだけです。 見ないほうがいいかも…^^;。

「ザ・ギバー」

以前、塩谷京子先生が薦めていらした本。
ホームライブラリーで、みつけて読んでみた。
ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)
(1995/09/20)
ロイス・ローリー

商品詳細を見る
YAとは思えない白黒写真の装丁である。
舞台は、近未来のコミュニティ。
幸せそうな4人家族の長男ジョーナスが主人公だが、ジョーナスも妹も、両親の実の子供ではなく、
コミュニティから認可されて家族に加えられた事、それはどの家族も同様なこと。
規則に違反したり、老人になると、「リリース」されること、など、しだいにこのコミュニティの異常さが浮き彫りになってくる。
そう、この世界は「画一化」されたコミュニティだった。
そして、ジョーナスは職業を与えられるかわりに、「記憶を受け継ぐ者」に選ばれ、「画一化」される以前の全人類の記憶を知ることとなり、苦悩する。

読者は、思いも寄らない世界を体験する事により、現在の社会に対する認識を新たにできる。
扉にあるように、『未来を託すすべての子どもたちへ』読んで欲しい本である。
書架にあるだけでは、まず手にとってもらえないだろう。
誰かが、紹介しなければ・・・。

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://uraniwa.blog7.fc2.com/tb.php/626-890bbd14