FC2ブログ

裏庭
裏庭へようこそ! 森クマのひとりごと、愚痴がつづってあるだけです。 見ないほうがいいかも…^^;。

「わたしの全てのわたしたち」

moblog_823a2e0b.jpg 「わたしの全てのわたしたち」 サラ・クロッサン 最果タヒ 金原瑞人訳  ハーパーコリンズ・ジャパン

原題名は「ONE」。
いわゆる「結合性双生児」の女の子の心理を詩にしたフィクションです。
ティッピといつも一緒にいるのが当たり前だったグレース(わたし)が、恋をして、ひとりになりたいと思うようになり、でも、実際に手術で一人になるという現実を前に、ティッピと自分は離れられない存在だと気づく。
原題の「ONE」は、そういう特別な存在のことを意味しているのだろうが、日本語にすると一人ではないし、ひとつでもない。
邦題はそのあたりをよく表していると思いました。
もともと、詩だったので、金原さんの翻訳文を詩人の最果タヒさんが詩に再構築したそうです。

詩という形式が、「わたし」の存在を生々しく伝えてくれます。



関連記事

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://uraniwa.blog7.fc2.com/tb.php/2877-815bce46