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裏庭
裏庭へようこそ! 森クマのひとりごと、愚痴がつづってあるだけです。 見ないほうがいいかも…^^;。

やっと読み終えた

moblog_b3475c58.jpg 「復活の日」 小松左京 角川文庫

感染症モノの小説がいろいろ話題になってますが、その中から「復活の日」をやっと読み終えました。
これは、1964年に書かれた小松左京のSF小説なのですが、細菌兵器が世界中に蔓延してほとんどの人間が死に絶える中、南極に「隔離」されていた各国の隊員たちが奇跡的に生き延びる話です。
題名が「復活」なので、最後には希望が見えるのだろうと予想できるのですが、どう考えても不可能じゃないかという展開になっていくので、怖くて、なかなか読み進めませんでした。
特に、冒頭、原子力潜水艦で見に行く廃墟と化した都市の様子は、東日本大震災後すぐの帰還困難区域のような有り様で、現実に起こりうるのではないかと背筋が冷えました。


細菌兵器研究所からウイルスが持ちだされ、売買される途中の事故によりウイルスが拡散して感染が広がっていくという筋書きなのですが、これに、米ソの核ミサイル戦争問題(なにしろ60年代の小説なので)が絡み、意外な結末へと続きます。
人間の愚かさと同時に英知の素晴らしさを確認し、今回のコロナ感染もきっと良い方向へと向かうに違いないと希望が持てる話でした。
この本を読んだ方、感想をお寄せいただけると嬉しいです。

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