裏庭
裏庭へようこそ! 森クマのひとりごと、愚痴がつづってあるだけです。 見ないほうがいいかも…^^;。

「沙羅沙羅越え」

沙羅沙羅越え」 風野真知雄  KADOKAWA

地元に、中山義秀記念文学館があり、そこで中山義秀文学賞なるものを毎年選出しています。
中山義秀は芥川賞作家で、光村の中学校国語の教科書にも中山訳の平家物語がずっと採用されています。
田舎だから、数少ない地元の作家を大事にしているのかと思ってましたが、とんでもない。
立派な作家さんなんですね。
選考会も公開されるし、受賞者の講演会も毎年開催されているようです。
歴史物が対象らしいので、馴染みがなかったのですが、歴史小説作家さんたちによる公開選考会にはちょっと興味がありました。

昨年の受賞作品がこの「沙羅沙羅越え」。
受賞者も県出身の作家さんです。
くの一シリーズで、私も読んだことがあります。
主人公は信長や秀吉に仕えた佐々成政。
秀吉に屈したくない佐々が、家康に会いに厳寒の立山越えを企てるという筋。
とんでもないことですが、歴史的事実のようです。
どちらかというと負け組になる佐々成政の話なので、大作というよりは心に染みる佳作といった趣でしょうか。

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