裏庭
裏庭へようこそ! 森クマのひとりごと、愚痴がつづってあるだけです。 見ないほうがいいかも…^^;。

「147ヘルツの警鐘」

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官
(2012/07/18)
川瀬 七緒

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地元出身のミステリー作家による2作目。以前の講演会の折、次回作は法医学に関するミステリーと聞いていたので、ちょっと楽しみにしていた。
表現は違うが、近藤薫美子さんの絵本の世界と似通ったところがある。
のにっき―野日記のにっき―野日記
(1998/06)
近藤 薫美子

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学校司書時代、子供たちに鍛えられたおかげ(?)で、イモムシのキモかわいさがわかるようになったのかもしれないが、この作家の描き方がうまいのである。
虫への愛情が滲み出てしまうのだろうか?
そうはいっても、あまり美しい場面ではないので、その部分は無意識にサラッと読み進めていたのかもしれない。
虫が苦手な人には、あまりお勧めできない作品ではある。

さて、話の筋は、火事の現場から女性の焼死体がみつかり、解剖してみると、体内から生きた蛆ボール(←凄いでしょ?想像したくないですよね)が出て、他殺後の放火という殺人事件であることが発覚する。
この事件の捜査には、法医昆虫学捜査官が参加することとなり、昆虫学者の赤堀涼子が登場する。
被害者の実態や虫についての解明が徐々に進展していくさまは面白く読めたが、
赤堀と捜査員との恋愛模様は興ざめだったし、クライマックスの展開パターンが前作「よろずの~」と似通ってしまったのが惜しまれる。
ただ、法医昆虫学捜査は面白い分野だと思うので、シリーズ化されたら楽しめそうな気がした。
そのためにも、恋愛模様はなしにして欲しいなぁ~^_^;。

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