裏庭
裏庭へようこそ! 森クマのひとりごと、愚痴がつづってあるだけです。 見ないほうがいいかも…^^;。

「フラダン」

また、福島県関係の震災本が出たのかな?くらいでスルーしてましたが、
友人から、読んだ感想を教えて欲しいと頼まれ読んでみました。
「フラダン」 古内一絵 小峰書店

映画「フラガール」を観てるので、、なぜハワイを模した娯楽施設ができたのかはわかっていたし、
震災後は、フラガールズ甲子園が話題になっているので、
高校生がフラダンスをやっていることも知っていたので、いわき市の高校だったらそんなこともあるだろうぐらいに自然に読み始めました。

いわゆる原発避難民に、いろんな立場があることはわかってますが、
いわき市民にも見えない壁があることを、今更ながら知りました。
津波被害を受けたマヤ、直接的な被害は受けずに済んだ穣(ゆたか)、父親が東電社員の健一、
震災後、敏感な高校生たちは、自宅はどこ?という単純な疑問を簡単には口にできなくなっている・・・。
実態はどうか知りませんが、容易に想像できます。
なぜなら、私自身がいつも思い悩んでいるから。
でも、私みたいなおばさんはどうってことないけれど、人生これからの高校生が口をつぐんで生きていくのは悲しすぎます。
思いは伝えないとわかってもらえない(思いとは、なにも震災がらみのことばかりではありません)・・・そのことを明るく描いた青春小説になってます。
中学生向きとなってますが、これを読んで、一人でも多くの中学生、高校生たちが楽しい学校生活、青春時代を過ごして欲しいなと思いました。
子どもたちが未来を信じて毎日を楽しく過ごすこと、それこそ、「復興」じゃないでしょうか?